本日は、若竹ミュージカル公演「サウンド・オブ・ミュージック」（ハイライト版）にようこそお出でくださいました。
「サウンド・オブ・ミュージック」に始まり、「サウンド・オブ・ミュージック」に帰る…。私たちがこの作品を取り上げるのは、発足時の１９９３年〜１９９５年、１９９９年〜２００１年、に続いて今回が３度目になります。
‘音楽の調べ’が人と人を結び、その力によって、様々な困難を乗り越え、夢に向かって進んでいく…。この作品を演じるたびに、なんて若竹ミュージカルの精神と重なるのだろうと、この作品との因縁めいたものを感じます。
私たちの‘夢’について触れると、「サウンド・オブ・ミュージック」長崎公演が来年８月に実現します（2007.8.19 長崎ブリックホール）。この公演は、本校と長崎大学教育学部附属特別支援学校の人事交流をきっかけに誕生した「わくわくコンサート」（長崎大学教育学部音楽講座と同附属特別支援学校が中心になって運営する地域コンサート）との交流が合同公演へとつながったものですが、「サウンド・オブ・ミュージック」の数々の名曲はこのコンサートでもたびたび歌われており、志を同じくする仲間と一緒に「♪すべての山に登れ」を歌う夢が、この作品のおかげで叶います。
さて、本日の公演ですが、来年夏の東京、長崎での全幕公演を目指す途上にあることから、いくつかの名場面をつないだハイライト形式の発表です。シスターをのぞいて全員が前回とは違う配役に挑戦しています。見どころは、３回目にしてダンスチーム「ひつじ座」が初登場し、映画の中では人形劇で演じられている「♪ひとりぼっちの羊飼い」をダンスで演じます。そのほか、新しい曲「♪なにかよいこと」も初披露となります。どうぞ最後までお楽しみください。
